最初は儲けさせて、その後、損させる
最初だけでしょ。
その後、全部取られちゃうのよ。
投資のイメージはこんなところでしょうかね。
そう思っちゃいますよね。
でも、そんな面倒くさい作業、証券会社はしません。
確かに、すべての人に平等にしたい!という気持ちは個人的にはあると思いますが、でも会社なんです。
会社の方針で「今月は〇〇を押していけ」という伝達は来ます。
どの業界でもあるのではないでしょうか。
30年前、そんな業界に居ました。
30年も前なので今とはシステムもコンプライアンスも違っています。
ひそかに、大口の顧客の為に便宜を図った、、、そんな時代でした。
「損失補てん」の問題がニュースになってました。
そんな時代のお話です。
「最初だけ儲けさせる。」
これは「運」です。
その時、たまたま上がっただけです。
一社員が相場を動かせられるわけありません。
「これは絶対値上がりします。」と言われたとしましょう。
そんな美味しい話を、見も知らぬ人に言いますか?
ホントにそんな美味しいものがあるなら、大口の顧客に喜んでもらう方が、自分の為にも、会社の為にもなります。
なので、最初に儲かったのは「運」だと思うのです。
その後、有り金全部持っていかれる。
これは、実際、営業の部署には関わっていなかったので、憶測ですが
お金は集めます。
なので「有り金」はあり得る。
しかし、そのお金が会社のものになるのではなく、会社に入るのは手数料だけです。
でも、お金が無くなって行ってしまう顧客が多いのも個人的に実感がありました。
でもですね。
意識して損をさせようとはしていない、と思うのですよ。
だって、営業マンだって、顧客数が減るのは困るから。
ただ、上司にいいように利用されてしまう。
それは「有り」だったかもしれません。
今はインターネットで自由に売買が出来ます。
なので、その後損をする。というのは、自分の欲のせいです。
取り返してやる!
その気持ちは抑えたほうが無難かと思います。
でも、そんな気持ちになってしまうのが投資なのかもしれません。
自分で運用できればいいですが、自分との戦いに自信がない、もしくは疲れた人は、信託もいい選択かと思っています。
来週の予想として
ユーロ円は日足で実線での窓は埋まりました。
時間足で、前回の高値126.90辺りを実線で越えてくるか?
越えたら、次の127.50まで待ち、見極めます。
越えられなかったら、売りを入れます。
ドル円は、今、読めないのですよ。難しいです。
週足でトンボ線なんですよね。
若干の↑がありそうですが、ちょっと出が出せません。
リスクはなるべく取りたくないです。